アラサー女性カオルさんの家に住み着くリラックマが、ある日突然に誘拐される。
誘拐犯からの手紙には
「リラックマはあずかった返してほしければ、ホットケーキ3まいとこうかん ごご7じにアパートの前でまて。バターとはちみつを忘れるな」
第2話「こいのぼり」
という平仮名多めの手紙が…。

あわてふためく、カオルさん。

要求どおりに少し焦げてしまったホットケーキを持っていくと「102号室」と書かれた新たな手紙が。

カオルさんと同じアパートの102号室には、ゲームをするリラックマと誘拐犯の姿が…。

その幼い誘拐犯の狙いは一体・・・?
第2話ではまっちゃいました。ホットケーキを用意してアパート前で待つ画がシュールすぎて大好き(笑)
「リラックマとカオル」さんはNetflixオリジナルのストップアニメーション作品。2019年4月19日配信開始。
リラックマが可愛すぎる
今までリラックマのことをどうとも思っていなかったのですが、ストップアニメーションでみるリラックマ・・・殺人的な可愛さです。

一緒にいる、白色のコリラックマと黄色い鳥も可愛くて、動いている姿に萌えがとまりません。

アラサー女子カオル
主人公は30歳前後の女性、カオルさん。
ボブの髪型がしっかりと決まっていて、実はスタイルがめっちゃいい。

男っ気が全く無く、少し真面目だけど、どこか抜けている彼女は地味だけど幸せに暮らしています。
その生活を彩るのはリラックマと同じアパートの住人。
登場人物のほとんどがほのぼのしていて、温かい気持ちになります。
声は多部未華子さんが担当しているそう。
ストップアニメーションのクオリティがやばい
どうやって作っているのか気になるほど、ストップアニメーションのクオリティが高すぎます。

まず住んでいるアパートがめちゃくちゃにキレイ、かわいい、住みたい、オシャレ。
職場や公園、家具からはじまり、果ては生活雑貨や本まで。

ありとあらゆるものが本物のようだけど、どこからノスタルジックを感じる表現で作られている気がします。

制作の方々、優秀すぎませんか・・・?
ストーリーに共感する

リラックマはストーリーの中で大したポジションではありません。
「あー」とか「うー」とかしか喋らないので、基本的にそこにいるだけなんです。
アラサー女性に降りかかる、結婚やモテ、会社の上司や部下との悩み。
その悩みの数々は、抽象化していくと何もアラサー女性だけに限定された悩みじゃなく、「誰しもが抱くであろう、焦りや不安にどうやって対処するか」というところにたどり着きます。
少しナイーブになるカオルさんに明るく捉えられるきっかけをくれたり、見守ってくれるのがリラックマという存在なんです。
みているとなんだか、羨ましくなります。
「リラックマとカオルさん」が面白い

ああ、こういう距離感でいられることって素敵だなぁと思います。
人は人、自分は自分であり、「結局人間生まれる時も死ぬ時も1一人だ」みたいな言葉があると思いますが、
それを踏まえた上で、リラックマとカオルさんの関係をみていると「相手を信じ、見守るぐらいがちょうどいんだろうなぁ…。」そんな気持ちにさせられます。

リラックマがカオルさんの側にいる理由は分からないんだけど、なぜかそこに絆を感じるのです。
こういう関係性を自分も築いていきたいなぁ。
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